四色漢字
※画像担当
赤・青・黄・緑の4色のボタンを、文字の色または漢字の読みの通りに押していく脳トレゲーム!
ストループテストという前頭葉の注意機能の検査をゲームらしくしてみました。
色のついた漢字は、文字の色よりもついつい漢字を読んでしまうのですが、
色や漢字に惑わされずに20個を何秒でクリアできるでしょうか?
ストループテストとは?(Strooptest)
方法・目的・解釈など
色名の単語を使用した、選択的注意のテスト。
選択的末梢試験よりも負荷が高い。
主な課題は、色名の単語をその色とは別の色で無作為に呈示し、単語を読むのではなく文字自体の色を呼称する課題。
対照課題
・上の検査と同様の検査用紙で単語を読ませる
・黒で書いた色名単語を読ませる
・丸や四角の色を呼称させる
採点項目
所要時間・誤反応数
適応条件
・明らかな失語がない(教示の理解、音読が可能)・色盲がない・刺激を読めるだけの視力がある・半側空間無視がない 結果10×10の100個で検査した場合50代で3~4分以上かかる場合、異常と考えられる文字自体の色の呼称 >(約半分) 色のみの呼称 > 文字の読み
病巣
前頭葉(特に左側)損傷:全ての課題で遂行時間の延長がみられやすい
前頭葉下内側部:いずれの条件でも障害されにくい
前頭葉両側・右側上内側部:文字自体の色を呼称する課題で成績が低下しやすい(ストループ効果が強い)
ストループ効果
文字の意味とは異なる色で書かれた単語を読むよりも、文字自体の色を呼称する方が時間がかかる(赤→「あお」 > 赤→「あか」)
新ストループ検査
今までストループテストには決まった形式が無かったのですが、新ストループ検査Ⅱが発売されたようです。
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
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